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リーガルサポートとは
ごあいさつ
「成年後見制度を利用してよかった」と感じて頂けるよう
リーガルサポートは、現在の成年後見制度のスタートに先立ち、成年後見制度の利用の促進や啓発活動、そして第三者後見人の供給源として、平成11年12月に司法書士を正会員として設立された公益社団法人です。
リーガルサポートは、成年後見制度に関する法律だけでなく、倫理や福祉・医療に関する分野等幅広いテーマの様々な研修を実施し、より質の高い第三者後見人を養成するとともに、後見業務を受任している会員に対しては一定の業務報告を求め、会員の執務支援及び執務の適正さの確認を行っています。
また、愛知支部では、県下382名の司法書士と16司法書士法人(令和3年6月時点)が会員となり地域において活動をするとともに、平日毎日実施している電話相談や成年後見制度に関する講座への講師派遣、市民向け公開講座、地域の後見センターへの委員の派遣等をとおして、成年後見制度の普及活動を行っています。
さて、平成28年4月に成年後見制度の利用しやすさの改善を目的とした成年後見制度利用促進法が制定され、平成29年3月には成年後見制度利用促進基本計画が閣議決定されました。この基本計画においては、ご本人を支えるために、司法・福祉・行政・医療・地域社会が連携した地域連携ネットワークを構築することが課題として挙げられております。
さらには、本人支援のあり方として、意思決定支援に基づく方法が医療・介護・福祉・成年後見のいずれの場においても根付きつつあります。
私たちのこれまでの活動においても、福祉・行政・医療等様々な方との連携は図ってまいりましたが、これまで以上にその連携を深めるとともに、成年後見制度を支える一員として、地域・地域でご本人を支え、ご本人が「成年後見制度を利用してよかった。」と感じて頂けるよう更なる活動をしてまいります。
まずは、お気軽にご相談ください。
「いつもあなたのそばに!」を合言葉に、身近なくらしの中の法律家として、ご本人に寄り添いながら支援していきます。
公益社団法人
成年後見センター・リーガルサポート愛知支部
支部長 野田 隆誠
基本理念
後見制度においては「ノーマライゼーション・自己決定の尊重という理念と本人の保護の調和」が求められています。そのため、単に財産を管理するに止まらず、本人の生活を支えること(身上配慮義務)が後見人の役割とされています。
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ノーマライゼーション
高齢者や障害者であっても特別扱いをしないで、
今までと同じような生活をさせようとする考え方 -
自己決定の尊重
本人の自己決定を尊重し、現有能力(残存能力)を活用しようという考え方
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身上配慮義務
本人の状況を把握し配慮する義務